みなさま、こんにちは。
今回は、「コロナ入院給付金が縮小へ」というブログです。
ここ数週間、新型コロナウイルスに感染した方から、「保険金もらえるの?」といった問い合わせが続いております。
なかなか知られていないようですが、入院をせずに、自宅で療養した場合も所定の条件を満たせば、入院給付金が請求できます。
しかし、生命保険業界が、新型コロナウイルスの感染者に対する入院給付金の対象を見直す検討に入ったことについて、日本経済新聞に掲載されておりました。
記事の概要は、以下のとおりです。
大手生命保険会社が、新型コロナウイルスの感染者が自宅で療養する場合に支払っている入院給付金の対象を見直す検討に入った。
早ければ9月下旬から、対象を65歳以上の高齢者など重症化の恐れが高い場合に限定する。
生命保険協会と日本損害保険協会は近く新たな基準を固め、加盟社への通知を始めるが実際に適用するかは各社の判断となる。
新たな基準で給付金の支払い対象となるのは、新型コロナウイルスに感染した人のうち
①65歳以上
②入院を要する人
③新型コロナの治療薬を投与する必要がある人
④妊婦
のいずれかの条件を満たす人に限られ、厚生労働省が重症化の恐れが高いとし、新たに保健所への報告を求めることにした要件と足並みをそろえるようです。
現行ルールでは、医療機関のひっ迫を防ぐため、自宅やホテルで療養している人を実際に入院と同等に扱う「みなし入院」措置によ
り、軽症や無症状でも医療保険の入院給付金を受け取れるようにしてきました。
しかし、感染者が急増しているのに加え、政府が療養期間の短縮や無症状者の外出制限緩和を検討するなど、経済活動との両立を進める方針であることから、生保業界としても対象者を絞ることにし、多くの生命保険会社が導入するとみられています。
今日は「コロナ入院給付金が縮小へ」というブログでした。
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この記事を書いた専門家
清田顕彦(せいたあきひこ)
ファイナンシャルプランナー
神奈川県平塚市で創業45年の保険プロ代理店 株式会社アマヤ 代表取締役
保険の知識が無いために大損をしてしまう方をひとりでも多く助けたいと思いお役立ち情報を発信しています。
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